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生体分子の運動を見る,測る
生体を構成する高分子(特に,タンパク質)の運動を光学顕微鏡を使って生で観察し,計測しています.タンパク質は,ナノメートル(10億分の1メートル)の大きさで動いたり,物質の反応を促進したり,自発的に集合したり,高効率でエネルギーを変換したりする分子機械です.その中でも,生体の駆動装置である筋肉に含まれるタンパク質(ミオシン,アクチン)は,化学エネルギーを直接に力学エネルギーに変換する究極の生体ナノモーターです.このナノモーターの運動を人工的に制御し,その仕組みを調べています.そのために,顕微鏡の性能向上や生体分子の検出法,画像処理による解析法の改良などに取り組んでいます.更には,生体分子の運動原理を利用したマイクロマシーン開発やミクロ領域の制御を目指しています.
(さらに詳しく)
- 研究背景(筋収縮の分子機構と運動系再構成)
- 筋肉研究の魅力
- 酵素反応について
- 研究方法
- 研究内容
- 羽鳥晋由の紹介
- 研究室の仲間
- 顕微鏡映像
- 行事
- 発表 (Publications)
生物を構成する分子群を用いて,生命を再構成出来るか否か?
山形大学大学院理工学研究科 機械システム工学分野
羽鳥研究室
6号館306号室: 試料調製室,顕微鏡室
6号館307号室: 作業室,学生居室
6号館305号室: 教員室 (電話3727)
992-8510 米沢市城南4-3-16
[よねざわのこと ザワワ →]
3D-printed model of the motility system with myosins and an actin filament.